セミョーン・チュージン Semyon CHUDIN
(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
Photo:Ashley Taylor
ロシア、アルタイ地方のバルナウル生まれ。ノヴォシビルスク・バレエ学校でアレクサンドル・シェレモフに学び、2003年に韓国のユニバーサル・バレエに入団した。07年にスイスのチューリッヒ・バレエにプリンシパル・ダンサーとして移籍し、08~11年にはスタニスラフスキー・ネミローヴィチ=ダンチェンコ記念モスクワ音楽劇場バレエのプリンシパル・ダンサーとして活躍。11年9月よりボリショイ・バレエでプリンシパルを務めている。ユーリー・ヴェトロフに師事。主なレパートリーは『ジゼル』、『白鳥の湖』、『眠れる森の美女』、『ドン・キホーテ』、『くるみ割り人形』、『ライモンダ』などの古典作品の主役のほか、バランシン『ダイアモンド』、『エメラルド』、クランコ『オネーギン』のレンスキー、ノイマイヤー『椿姫』、マイヨー『じゃじゃ馬馴らし』のボリショイ初演の主役を踊っている。
11年には東京バレエ団『ジゼル』にアルブレヒトで客演。07~11年にノヴォシビルスク国立バレエ、08年にサンクトペテルブルグのミハイロフスキー劇場バレエのゲスト・ソリストを務めている。
11年にはブノワ賞、16年にはサンクトペテルブルグの国際バレエフェスティバル「ダンス・オープン」グランプリを受賞。