スペイン・セビリア生まれ。複雑でスピーディなフットワーク、卓越したリズム感、フラメンコの新たな世界を切り拓く独創性で知られる。著名な舞踊家の両親よりフラメンコを学び、幼い頃より舞台に立つ。1994年マリオ・マヤ率いるアンダルーサ・ダンス・カンパニーに入団、「天才」「革命児」「アバンギャルド」等の賞賛を欲しいままにする。98年、自身のカンパニーを創設し、既成概念を覆す革新的な作品を次々発表。スペイン国内で多数受賞のほか、2012年ベッシー賞(NY)、16年第16回英国ナショナル・ダンス・アワードの特別賞受賞。パリ市立劇場アソシエイト・アーティスト。 近年では、『SOLO』『FLA.CO.MEN』をあいちトリエンナーレ2016で上演、18年には『黄金時代』でも来日し話題となった。
ジャンルを軽々と飛び越える革新的なパフォーマンスで観るものを圧倒させてきたイスラエル・ガルバンが、イーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』で再来日を果たします。
1913年バレエ・リュスのヴァーツラフ・ニジンスキーがバレエ作品として振り付けたこの『春の祭典』は、上演と同時にパリ市民の中に強烈なセンセーションを巻き起こしました。それ以降多数の振付家がこの作品の舞踊化に取り組んできましたが、フラメンコ界のニジンスキーの異名をもつガルバンは、ピナ・バウシュやモーリス・ベジャールなどの巨匠とは全く異なる発想でストラヴィンスキーの音楽の根源に迫る傑作を生み出しました。
今回アメリカからの来日が困難となった2名に代わり、急遽出演する新進気鋭の日本人ピアニスト片山柊と増田達斗による2台ピアノ版の『春の祭典』の魅惑的な響きは、まるで楽器のように身体を操るガルバンの踊りと一体となり、壮大な物語を描きます。
北海道札幌市出身。小樽市で育ち、東京音楽大学(ピアノ演奏家コース・エクセレンス)を首席で卒業、同大学院修士課程を修了し、現在東京音楽大学演奏研究員、桐朋学園大学作曲科に在学。全日本学生音楽コンクールピアノ部門全国大会第1 位、ピティナ特級グランプリおよび聴衆賞ほか受賞多数。日本各地のほか欧州での演奏会に多数出演し、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団ほかオーケストラとの共演も重ね、ソロに限らず室内楽の分野でも積極的に活動している。これまでピアノを武田真理、東誠三、広瀬宣行の各氏、室内楽を藤原亜美氏に師事し、現在作曲を土田英介、加藤真一郎の各氏に師事。
愛知県田原市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院音楽研究科ピアノ専攻修士課程修了。現在、洗足学園音楽大学作曲コース非常勤講師として勤めながら、ソロ・伴奏・作曲の各分野に渡り多彩な活動を展開している。又在学中より自作自演を含む多数の現代新曲初演及び再演に携わっている。シェーンベルク作曲《月に憑かれたピエロ》他収録のセッション録音にピアニストとして参加、日本コロムビアよりCD がリリースされる。作曲家団体《NODUS》メンバー。第3回洗足現代音楽作曲コンクール第1位。これまでに作曲を土田英介氏に、ピアノを藤城敬子、芝本容子、播本枝未子、秦はるひ、長尾洋史、渡辺健二、他各氏に師事。
Dance Base Yokohama E-mail:info@dancebase.yokohama
https://dancebase.yokohama/
TEL. 045-323-9901 (10:00~18:00、日月休み)
〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2
(KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North3階)
(愛知芸術文化センター4階)
愛知県芸術劇場 E-mail:event@aaf.or.jp
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp
TEL 052-971-5609 (10:00~18:00) FAX 052-971-5541
〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2(愛知芸術文化センター内)
KAme(かながわメンバーズ)
チケットかながわ
https://www.kaat.jp/d/LaConsagracionDeLaPrimavera
0570-015-415(10:00~18:00)
窓口:KAAT神奈川芸術劇場2階(10:00~18:00)
チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2111875
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3400790001
愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行発売
5.12(水)10:00~5.13(木)23:59
愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/
愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階)
TEL 052-972-0430 10:00-19:00
(土日祝休-18:00/月曜定休/祝休日の場合は翌平日)
『SOLO』は、ダンスとギターと歌の三位一体で構成される伝統的なフラメンコのすべての要素をイスラエル1人で担い、空間と対峙していきます。現在でも人気が高く、これまでに世界各国の著名劇場のほか、美術館や屋外の広場などの様々な会場で観る者を圧倒させてきました。
この度の日本公演では、昨年6月に移転した横浜市役所の1階、ガラス張りで屋外に面した、吹き抜けの開放感あるアトリウムで上演されます。日の落ちるタイミングで、横浜馬車道の街が夜に移りゆく景色とのコラボレーションをお楽しみいただける予定です。
新型コロナウイルス感染症拡大の収束が容易には見込めない昨今の状況においてイスラエル・ガルバンの『春の祭典』の来日の準備をすすめる中で、少しでも多くの観客と彼の世界観を共有するために、本作品の追加上演を決定しました。
この時間、この場所でしか観られないイスラエル・ガルバン『SOLO』を、どうぞご期待ください。
ダンス・コンサートは、世界トップクラスの「ダンス」と「音楽」を、同時にコンサートホールでお楽しみいただける公演です。
愛知県芸術劇場のシリーズとして、16年からスタートし、5回目を迎えます。
勅使川原三郎ダンス公演『三つ折りの夜』 | 2020年3月12日(木) こちら |
---|---|
Manuel Legris『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC | 2019年3月17日(日) こちら |
ONMYAKU ON-MYAKU 2016 -see/do/be tone- | 2016年11月6日(日) こちら |
月夜に煌めくエトワール Stars in the Moonlight | 2016年1月13日(水) こちら |